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【Jリーグ】川崎、試合前にスーツ姿で謝罪…森は号泣

2009.11.9 11:10
このニュースのトピックスJリーグ
ナビスコ杯表彰式での態度に批判が集まった川崎の選手、スタッフは試合前、スーツ姿でスタンドに向かって謝罪したナビスコ杯表彰式での態度に批判が集まった川崎の選手、スタッフは試合前、スーツ姿でスタンドに向かって謝罪した

 J1第31節(8日、川崎3−2千葉、等々力陸上競技場)川崎が1点を追う後半10分だった。右サイドからMF中村がペナルティーエリア内に突進し、相手DFに倒されPKを獲得。気迫のドリブルが逆転勝ちの口火になった。

 「このゲームは大事だった。最後まで出るつもりでしたが…」。前日7日の練習中、右足に痛みが走った。この試合中もシュートを放った後、右足を引きずる姿を見せた。ハーフタイムに関塚監督から「大丈夫か」と問いかけられたが、「自分から『代わる』とは言いたくなかった」と、後半ロスタイムまで出場を続けた。

 3日のナビスコ杯決勝で敗れ、表彰式でふてくされた態度に批判が集まった。試合前に武田社長以下、関塚監督、選手、スタッフ全員がスーツ姿でスタジアムを1周し、4カ所で整列して謝罪した。

 ガムをかみ、出場停止処分を受けたDF森は号泣するなど異様な雰囲気の中、武田社長はフェアプレーの精神をサポーターに誓った。その再出発となる試合。しかも負ければ首位陥落があり得る。他の選手と同じように、中村にとっても大事なゲームだった。

 前半は意識が過剰になったのか激しい当たりが影を潜め、ぎこちないプレーが目立ったが、最後まで警告を受けなかった。誓った「フェアプレーで勝つ」ことを実践した。「これでいいというわけではないが、こんな試合を続けていきたい」と選手たちは口をそろえた。

 残り3試合。指揮官は「重みのある1勝」と首位キープに手応えを口にした。汚名をそそぎ、初タイトルへと突き進む。(宇賀神隆)

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ナビスコ杯表彰式での態度に批判が集まった川崎の選手、スタッフは試合前、スーツ姿でスタンドに向かって謝罪した
2点目のゴールを決めて喜ぶレナチーニョ(中央)
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