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【秋の叙勲】旭日重光章 日本サッカー協会名誉会長・川淵三郎さん(72) サッカーに心から感謝
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「『スポーツを愛する多くのファンに支えられ』たことが叙勲につながった。心からありがたく思っている」。平成5年5月、Jリーグの初代チェアマンとして語った「Jリーグ開会宣言」を引用し、喜びを語る。「Jリーグの地域に根ざすクラブづくりが、17年目にして定着してきたことを評価していただいたのだと思う」
日本代表のワールドカップ(W杯)初出場、日韓W杯開催−。日本サッカー史上に残るイベントの牽引(けんいん)役として、強いリーダーシップを発揮してきた。「熱心な若手や優秀なスタッフがいたおかげ」と気を配りつつ、Jリーグの立ち上げでは「私が機関車役を務めた」と自負心ものぞかせる。
最近のJリーグ選手には「ファンが何を求めているのか、世界を見た上で考えてほしい。物足りなく思っている」と厳しい注文も。
昨年7月、3期6年務めた日本サッカー協会会長を退任。現在は同協会名誉会長だが、「アジアチャンピオンズリーグとともに進めているアジアのプロ化をやり遂げたい」とまだまだ意欲的だ。国内では、芝生のグラウンドを増やす「グリーンプロジェクト」や青少年の健全育成を目指す「こころのプロジェクト」をライフワークにしている。
「サッカーをやっていなかったら、これほど素晴らしい人生は送れなかっただろう。サッカーには心から感謝、感謝ですね」。少年のような笑顔で、サッカーへの愛をほとばしらせた。
(池田証志)
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