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【Jリーグ】F東京、監督誕生日を今季初勝利で祝福
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F東京のロッカールームは試合後、興奮のるつぼと化した。「まだ(勝敗は)五分にもなっていない。もう1回引き締めてやろう!!」。城福監督がそう言い終わるや否や、選手たちは次々と水をあびせた。この日は監督の48回目の誕生日。ずぶぬれのスーツ姿で記者会見場に現れ、用意されたケーキのろうそくを吹き消した指揮官は「今日は何でもありです」と白い歯をのぞかせた。
今季は優勝を目標に掲げながら開幕2連敗。しかも計7失点とつまずいた。「外から見ていてもアグレッシブな守備ができていない。きょうは早めにつぶしたかった」。攻撃を意識するあまり、守備が散漫だったチームに活を入れたのが、2試合ともスタメンを外れた石川だった。
序盤から山形に激しいプレスを仕掛け、後半10分にハーフライン付近でボールを奪った。すかさず左サイドを駆け上がった長友が預かり、前線のカポレを経由して最後は羽生が決勝点。「みんなで取った1点。戦術や技術を持っていても、ファイトしないと発揮されないことが分かった」と自身に言い聞かせた。
もっとも羽生は「もっと攻撃的にいけた」と反省も忘れない。「優勝候補」と呼ぶにはまだ迫力に欠けるが、浮上のきっかけをつかんだのは事実。手荒い祝福を「清めの儀式」に、F東京が巻き返しを目指す。(奥村信哉)

