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元日の国立に進むのは? サッカー天皇杯29日準決勝 (2/2ページ)
【勢い増す攻撃力vs指揮官への思い】
準決勝に進んだ4クラブのうち、リーグ戦順位が1番上位(6位)のF東京。逆に11位の柏はもっとも下位だが、今季の直接対決は1勝1敗で、スコアはいずれも1−0とまったくの五分だった。準々決勝ではともに難敵を退け、まさに上り調子の両クラブ。好ゲームを演じてくれそうだ。
リーグ戦は終盤まで優勝争いに絡んだF東京。日本代表のDF長友をはじめ、DF佐原やMF羽生ら新加入選手がレギュラーに定着し、選手層が厚みを増した。準々決勝では今季1分3敗と苦手の清水を撃破。城福監督が「リーグ後半戦で1番調子のいいチーム」と警戒していた相手からの勝利に自信を深めた。
その清水戦で2得点したFW赤嶺は、リーグ戦で12得点をマークするなど大きく飛躍。前線が激しく動いて裏に飛び出す攻撃サッカーの象徴となった。シーズン途中に柏から移籍したFW鈴木も「毎試合、上を目指してプレーしたい」と古巣撃破に意欲十分だ。
リーグ戦は振るわなかった柏だが、天皇杯は4回戦からすべて1点差でしぶとく勝ち上がってきた。準々決勝ではJ2を制した広島と激突。シュート数では圧倒されながら、懸命の守りで猛攻に耐えると、フランサのループシュートで延長戦を制し、試合巧者ぶりを印象付けた。
広島戦では思うように機能しなかったが、前線からの激しい守備は今季も健在。特にMF菅沼や太田の豊富な運動量は相手の脅威となる。今季限りでの退任が決まった石崎監督への思い入れも強く、DF古賀は「石崎さんのためにもタイトルをとりたい」と口にする。
前線での激しいボール争奪戦に注目が集まりそうだが、ポイントはともに得失点の多い後半だろう。リーグ戦の後半15分以降の得点は、F東京が50得点中22点で柏が48点中20点。後半15分以降の失点はともに20点ずつ。最後まで集中力を保つことができるかが勝敗の鍵を握りそうだ。













