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【アスリート倶楽部】名古屋グランパスMF 小川佳純(24)
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「パリのクリスマスのように光り輝く、美しいサッカー」−。6日に行われるJリーグの今季最終戦で逆転優勝を目指す名古屋のストイコビッチ監督は、自らが推し進めてきた攻撃サッカーをそう表現する。その一番の具現者といえるだろう。
Jリーグ入りした昨季はリーグ戦わずか11試合の出場にとどまったが、同監督が就任した今季は開幕戦から定位置を確保。MFながらFWヨンセンに続くチーム2位の11得点をマークし、名古屋が持ち味とするサイド攻撃の担い手として不可欠の存在となった。
右MFが本職ながら、2列目でマギヌンと頻繁にポジションチェンジを繰り返すと、果敢なドリブル突破を仕掛け、精度の高いクロスを上げる。時には強烈なミドルシュートも放つ。相手にとっては本当に捕まえるのがやっかいな選手だ。
11月30日の札幌戦では、志願してFKをけって先制点を奪うと、絶妙なクロスで2点目をおぜん立て。1シーズンを通しての活躍やファン投票をもとに選出されるチームの最優秀選手にもなった。
今季の飛躍の理由を「自分がやりたいプレーをピッチの上で表現できるようになった」と振り返りながらも、「今年がたまたま良かったと思われてしまうので、来年も続けないといけない」と気持ちを引き締める。
6日の最終戦は、ナビスコ杯準決勝で苦杯をなめさせられた大分との対戦。勝たなければ逆転優勝の可能性はなくなるが、堅守の前に得意の攻撃を封じられた雪辱を果たす機会でもある。「ナビスコ杯の借りを返したい。勝つことに集中し、今度は名古屋のサッカーをしっかりとできると思う」。名古屋の躍進を支えてきた“光り輝く翼”はチームをJリーグの頂点に羽ばたかせるつもりだ。
(北川信行)
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おがわ・よしずみ 1984年8月25日生まれ、東京都出身。幼稚園時からサッカーをはじめ、高校サッカーの名門市立船橋高(千葉)で全国高校選手権優勝。その後、明大を経て名古屋入り。08年7月には日本代表の強化合宿にも初招集された。173センチ、67キロ。
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