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拡大Jリーグ、普及に貢献も…広がる戦力格差
このニュースのトピックス:Jリーグ
「JFLで培ったものを出してもらい、新風を吹き込んでほしい」。Jリーグの鬼武健二チェアマンが、新加盟の栃木、富山、岡山にエールを送った。1993年の発足時に10だった加盟クラブは、来季は36の大所帯に。全国各地からの参戦が、理念にうたう「サッカーの普及促進」に大きく寄与してきた半面、年を追うごとにクラブ間の戦力格差が顕著に現れるようになった。
特に資金力の乏しい新興クラブは大苦戦。現在9位(草津)から最下位(徳島)までを、いずれも2000年以降に加盟したクラブが“独占”する今季のJ2は、その象徴だ。勝てなければファン離れが進み、収入は減少。必要な戦力が確保できず、翌年も下位に沈む−という負のスパイラルが築かれつつある。
リーグは最大40クラブを想定するが、拡大路線が質の低下やファン離れを引き起こす危険性は大きい。鬼武チェアマンは少ない運営費でナビスコ杯を制した大分を例に「少しずつ積み上げて強くなることが重要」と解くが、新たな強豪誕生を期待させる材料は乏しい。(奥村信哉)
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