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快進撃続く大分トリニータ クラブ予算は浦和の4分の1 社長は元官僚 (2/2ページ)
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名物社長
大分を強豪に育て上げたのは、チーム創設時から運営に携わる溝畑宏社長(48)の熱意によるところが大きい。
もともとは自治省(現総務省)のキャリア官僚だったが、90年に大分県に出向。そこで2002年のW杯日韓大会の会場誘致に取り組むうちに、安定した立場を捨てて、サッカー界に身を置くようになった。
毎試合、会場に足を運び選手を激励。「大分県民が世界に誇れるクラブを作る。地域から日本を変える」との信念が、支えになっている。
2005年にはスポンサー料の未払い問題などによる債務超過で、存亡の危機の際も金策に奔走した。「7、8回精神的にも追いつめられた」と打ち明けるが、県内外の企業を地道に回りながら、大分県からの借入金を得て、難局を乗り切っている。
ホームタウンを青で
大分は現在、ホームタウンを自チームの「青」で染めようと「ブルーシティプロジェクト」が進行中だ。
今年掲げたのは選手参加イベント数日本一。昨年の124回を、150回まで伸ばそうと、小さな商店街のイベントにまで足を伸ばし「大分」を感じてもらっている。
フットサル教室は、2〜4歳の小さな子供を対象にしたものまで企画。幼児はもちろん、その親や祖父母にもサッカーにふれあう環境を提供、最終的にチームを知り、愛してもらう狙いだ。
小学校では食育にまつわる講演をしたり、選手が子供たちと一緒に給食を食べる企画も実施。七夕前にスタジアムで短冊を作ってもらい、商店街に竹にかけて飾るなど、老若男女に幅広く働きかける“浸透”を図り地道にファンを増やす努力を続けている。
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