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快進撃続く大分トリニータ クラブ予算は浦和の4分の1 社長は元官僚 (1/2ページ)
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大分県に本拠地を置くJ1の大分トリニータが目を見張る大躍進をみせている。ナビスコ杯でクラブ史上初めて決勝(11月1日、国立)に進出すれば、リーグ戦でも首位に勝ち点1差の4位と健闘。資金力は18チームの中でも下位だが、2003年のJ1昇格以来、J2降格はない。大分県も約120万人と人口は決して多くはなく、商圏も小さくスポンサー集めも苦戦。そんな中での快進撃の秘密を探った。
(是永桂一)
下からの育成システム
大分のメンバーを見ると、若い選手が目につく。北京五輪代表正GKの22歳、西川はユース上がりだし、同じ五輪代表DFの森重は広島皆実高出身の21歳。MF金崎は滝川二高出の19歳だ。「大分は若い選手を育てるのが、うまい」というのが他球団の関係者の定説になっている。
スカウティングではポジション別に独自の5項目で厳しくチェックする。「現在と将来を考えてピンポイントで狙う。選手の意思を最大限尊重した育成にこそ力を注ぐ」と原靖強化部長と打ち明ける。
若手の積極起用は少ない人件費の裏返しといえる。クラブ全体の予算は約18億円(2006年)と浦和(約71億円、同)の約4分の1に過ぎない。そのうち、約7億5000万円の人件費で、選手の年俸などをまかなわねばならず、台所事情は厳しい。
大企業のスポンサーがないだけに、頼みの綱は入場料収入のアップ。最近は平均観客数2万人前後で推移しているが、古沢進二広報部長は「もっと観客を増やしたい。大分はファンが親会社だから」と力を込める。
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