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浦和、勝って首位キープ サッカーJ1 (1/2ページ)
Jリーグ1部(J1)第15節第1日は5日、埼玉スタジアムほかで6試合を行い、浦和が2−0でFC東京に勝ってリーグ戦の連敗を2で止め、勝ち点を29に伸ばして首位を守った。FC東京は同24のまま。
鹿島は磐田を2−1で下して3連勝、勝ち点28で暫定2位に浮上した。名古屋は新潟に1−2で敗れ、同26で暫定3位に順位を下げた。
神戸は1−0で大宮を破って7試合ぶりの勝利。東京Vは3−0で千葉に快勝し、札幌と清水は2−2で引き分けた。
浦和・エンゲルス監督の決断
浦和のエンゲルス監督はついに決断を下した。負傷以外で初めて高原を先発から外し、代わりに田中達をピッチに送り込んだのだ。チームはナビスコ杯をはさみ公式戦5連敗中。首位とはいえ、悪い流れを断ち切る何かが必要だった。
これが当たった。前半3分、平川の縦パスにタッチラインギリギリで追いつき、エジミウソンの先制弾をアシスト。他にも鋭い動き出しで何度も好機を演出した。後半9分、スタミナ切れで交代がアナウンスされると、スタンドからは落胆の声。それほど、存在感は抜群だった。
度重なる負傷や腹痛に見舞われ、ようやくつかんだ今季リーグ初先発。本人は「チャンスを決められなかったので」と不満顔だが、田中達のいる浦和の攻撃には流動性があった。「前線でいろんな動きをしてくれるのでスペースが空く。簡単で速いサッカーができるし助かる」とポンテ。「達也は守備も頑張ってくれる。ウチにとって大事な選手」と闘莉王が語るのも、うなずける。
視察した日本代表の岡田監督も「よかったね。素晴らしかった」と絶賛した。W杯最終予選初戦のバーレーン戦は大久保が出場停止。それだけに、同タイプの田中達の戦列復帰は指揮官も待ち望んでいただろう。
もっとも田中達は「代表はまだ。まずはレッズで勝利に貢献してから」と足下を見つめる。まだ90分間のプレーは難しいが、完全復活の時は、確実に近づいている。
(森本利優)