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【サッカー欧州選手権】「最もカラフルなチーム」に限界 粘りのトルコ、散る

2008.6.26 11:13
このニュースのトピックス海外サッカー
2−3で敗退したトルコ(AP)2−3で敗退したトルコ(AP)

 ケガや出場停止で選手8人がいない中、全力で戦い続けてきたトルコに限界が訪れた。後半終了間際、左サイドでドイツのラームをマークしていたカズムの足が滑った。足をひねり、ピッチにうずくまる。直後に決勝点を奪われた。

 驚異的な粘りで“幸運”を呼び込んできたが、前半14分の絶好機でカズムのシュートがクロスバーをたたくなど、この日はどこか運にも見放されていた。それでも、個々の高い技術力でボールを保持し続け、大国ドイツを翻弄(ほんろう)。後半41分、つま先であわせたセミフの同点ゴールは、ここまで試合終盤の得点で勝ち上がってきた“劇的なドラマ”の再現を予感させた。

 チームは本調子にはほど遠かったが、控え選手が入ってもチームとしてのパフォーマンスはほとんど見劣りすることなく、ドイツを相手に堂々の試合を披露した。しかし、今度ばかりはうまくいかなかった。

 試合後、報道陣から「今後もトルコは主要大会で勝ち上がれる力があると思うか」と訪ねられたテリム監督はきっぱりとこう答えた。「その通り。トルコの未来は明るい」。チームを2002年日韓W杯で3位に入って以来の“ひのき舞台”に登場させ、「皇帝」と呼ばれたベテラン監督は言った。「(トルコは)この大会で最もカラフルなチームだった」。その言葉に間違いはない。(北川信行)

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2−3で敗退したトルコ(AP)
2−3で敗退したトルコ(AP)
同点弾を決めて喜ぶドイツのシュバインシュタイガー(手前)と、それを見つめるトルコのトパル(奥)
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