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岡田監督「退路断つつもりだった」、川淵Cは精神安定剤 (1/2ページ)
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日本代表W杯アジア3次予選(14日、バンコク)岡田武史監督(51)は任期中で最後のアウェー視察となった日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン(71)に、最終予選進出を決定付ける白星をプレゼントした。
(ペン・志田健、恵濃大輔 カメラ・財満朝則)
険しかった顔が、ゴールのたび柔らかくなっていく。3−0快勝。岡田監督は選手、スタッフらと熱い握手を交わした。
「前半、点が入らなかったら、後半は勝負に徹するサッカーをしようと考えていた。自分の中で退路を断つつもりだった」
3・26バーレーン戦の黒星以降打ち出した“岡田色”で選手を動かした。ミーティングでは「闘争心をみせろ!」と鼓舞。ベンチには華麗なテクニックを持つMF山瀬功(横浜M)らではなく、巻(千葉)&矢野(新潟)のFW2人ら「縦に強い選手」を入れた。もし苦闘なら、後半は守備を固めて長いボールを放り込む最終手段、“つまらないサッカー”で勝敗にこだわる構えもあった。
一時は3次予選敗退という危機から脱出。貴賓席では川淵キャプテンが胸をなで下ろした。就任時70歳未満の協会規定で、会長職は来月まで。会長として最後のアウェー戦に、現地に乗り込み岡田監督の指揮を見つめた。「試合に来る前、後頭部が痛くて苦しくなった。今までにない緊張感」という71歳は、精神安定剤を2錠飲んだほど。今月2日の今予選第3戦・オマーン戦前には岡田監督の進退問題を示唆したが、そこから2勝1分け。「岡田は“相手ボールになったら絶対に下がるな!”という指示ばかりしていた。選手はそれをきちんと守っていた」と積極守備で無失点に抑えたさい配を評価した。

