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【記者ブログ】死んだ子の歳を数えても…〜オジェック解任 清水満
住まいが近くということもあって、浦和レッズは気になる。取材でスタジアムに行くことはほとんどないが、試合では何度も足を運んでいる。秘かにただのファンとして…。
開幕から2試合でオジェック監督を解任した。流れを変えるため、その決断は速いに越したことはないが…。昨年、AFCチャンピオンになった。世界クラブ選手権では3位になった。その監督は評価されるべきである。けど、オジェックと対立関係にあった、エースストライカーのワシントン・ステカネロ・セルクエイラ(32)のクビを斬ってまで、残したか意味はどうなったのか…。
死んだ子の歳を数えてみても、いまさら遅いが…。
ワシントンは2005年に東京ヴェルディに加入して22得点、翌06年浦和に入団して、26得点をあげて得点王になった。昨年は16得点ながら、ここぞの時にはスーパーゴールを決めて、チームのMVP的存在だった。
06年、監督に就任したオジェックとは起用法などで対立し、自身の交代指令に激高したり、練習を無断欠席するなどの造反を繰り返したり、…何かとお騒がせであったと聞く。監督の指令は絶対である。造反は良くないが、ファンにはたまらなく頼りになる男であった。ま、ポイントで何本かのPKを外したりしていたが、ヒーローであった。
08年、チームはオジェックを選択した。相容れない以上、ワシントンの退団は決まっていた。水と油の関係…。もしも、監督を解任してワシントンのやりやすい環境にした場合、選手のエゴを認めることになり、チームはバラバラになるだろうし、それは仕方がないことであるが、たった2試合での方向転換とは…。
「オレは最後の最後まで浦和が好きだ。レッズが好きだ」
こういって離日したワシントンの言葉を思い出すが、ワシントンだって、まさかこんな状況になるとは思っていなかったであろう。
新監督のエンゲルス氏はコーチからの昇格である。”選手との対話”を強調した。いまさらワシントンは戻せないだろうが、オジェック監督の二の舞をしないよう…という消極的な部分しか見えないのが気になるがが、指導力には定評がある。長年日本に在籍して、日本語はペラペラ…。横浜F、京都などで監督を務め、朴智星ら世界に誇る選手も育てた。昨オフに福岡、神戸からオファーが届いたほどである。
とはいえ、どんな御託より最大の良薬は白星である。30日新潟戦(浦和)が楽しみ…。
<2008/03/17 14:42>
▼「清水満」の記者ブログ<清水 満の エン・スポのツボ> http://shimizum.iza.ne.jp/blog/