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選手と監督の信頼感欠如 浦和の電撃監督交代

2008.3.16 20:10
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練習を見守る浦和のエンゲルス新監督(左)=16日、さいたま市練習を見守る浦和のエンゲルス新監督(左)=16日、さいたま市

 開幕から公式戦2試合での監督交代は、J2横浜Cが2006年に1試合で敢行した例はあるが、J1では最短。それでも、早すぎるという印象はない。藤口代表が解任理由に挙げた「監督と選手の信頼関係の欠如」は、2連覇を狙ったリーグ戦で2位に終わった昨季からすでに散見されていたからだ。

 選手との対話を重視したブッフバルト元監督と違い、オジェック監督は2007年2月の就任当初から選手と一定の距離を置くスタイルを貫いた。それ自体は「手法のひとつ」(藤口代表)だが、起用法などをめぐり主力選手とたびたび衝突。今季も敗戦後、公然と監督批判を口にする選手が続出した。

 弱小チームだった第一次政権時(95〜96年)とは違い、今の浦和は勝利が至上命題。山田主将は「みんなプライドが高いから、へたな人には務まらない」と浦和の監督業の難しさを指摘したことがある。個性派軍団を束ねきれない上、今季は監督の意をくんだ選手補強と十分な準備期間を与えられながら連敗スタート。内容も最悪となれば解任もやむを得まい。

 「われわれは(タイトル獲得を)あきらめていない。だったらシーズンの早いほうがいい」と藤口代表。エンゲルス新監督は日本サッカーと浦和をよく知っており、選手の人望も厚い。ビッグクラブゆえの妥協なき決断を下した浦和の命運は「ギド(ブッフバルト元監督)の後任候補でもあった」(藤口社長)切り札に託される。(森本利優)

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練習を見守る浦和のエンゲルス新監督(左)=16日、さいたま市

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