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「一緒にJで」車いす指導者本格始動 讃岐の羽中田監督
国内初の車いすの公認S級コーチ資格を取得した羽中田(はちゅうだ)昌さん(43)が2月、監督を務める四国リーグのカマタマーレ讃岐で本格稼働し、Jリーグへの道を歩み始めた。
讃岐は今季、民間非営利団体(NPO)から法人化し、Jリーグ1部(J1)でのプレー経験者も加わった。将来のJリーグ加盟を見据えて体制を整え、まずは日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指す。
羽中田監督は名門の韮崎高(山梨)でFWとして活躍。しかし高校卒業後の交通事故で下半身不随となり、車いす生活を続けている。2006年にS級コーチの資格を取得。暁星高(東京)ではコーチを経験した。
初の監督就任は昨年9月に発表されたが、チームの指揮は今季からで「毎日のほとんどが新しい経験」と言う。
2月22、23両日には初めての公式戦、西日本社会人大会に出場した。初日の試合は1−1からPK戦の末に敗れたが、2日目の試合は3−0で快勝。「全力を出し切れて、課題も明確になった」と4月6日の四国リーグ開幕に向け、手応えを感じた様子だった。
クラブ、そして自身ともに強くJリーグを意識している。まだ長い道のりながら「ずっと目指してきた監督の座を与えてくれたチーム。一緒にJリーグで戦いたい」と気合を込める。選手たちにも「Jリーガーになろうぜ」と呼び掛ける。

