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岡田監督「アウエーで勝つことに意味がある」
「本当に6万人入るの? 僕自身、選手時代含めて、そこまでのアウエー経験はないなあ」。岡田監督が報道陣に質問した。地元・中国戦は収容5万8800人の重慶五輪センター体育場が、360度敵になる。初戦の北朝鮮戦も激しいブーイングの中で行われたが、中国戦はその比ではないだろう。
もっとも、指揮官はそんな環境を歓迎する。「なかなか経験できないこと。いいチャンス」。今大会は新戦力のテストがひとつのテーマだが、W杯予選を見据え、アウエー環境に慣れることも重要な目的だ。
北朝鮮戦での序盤の失点は、異様な雰囲気に飲まれた部分があった。だからこそ、川口は「(試合の)入り方が大事。圧倒するくらい先手先手と攻めれば、中国はいくらホームでも慌てる」とアウエーの鉄則を指摘する。北朝鮮戦の反省を生かさない手はない。
この日、前田が帰国してFWは3人。岩政は欠場が濃厚、山瀬功と中村憲も万全ではない。さながら“野戦病院”と化している日本だが、初優勝のためには負けられない一戦。ホテル暮らしの続くチームは18日夜、初めて宿舎から出て焼き肉を食べ、士気を高めた。
「内容うんぬんより勝たなきゃいけない試合。勝ちに徹して韓国戦へつなげたい」と加地。4年前のアジア杯では優勝したからこそ、その後のアウエーが苦にならなくなった。中国戦の持つ意味は大きい。(森本利優)



