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大苦戦も「いい経験」 岡田ジャパン、まだ試運転
開始6分で失点する劣勢を後半24分に挽回(ばんかい)し、ようやく引き分けに持ち込んだ。敵意むき出しの中国人観客によるブーイングでスタジアムが騒然とする中でくらった失点をきっかけに、格下の北朝鮮に大苦戦。だが岡田監督は「ブーイングは関係ない」と一蹴(いっしゅう)し、理由を「経験の少ない選手が多かったこともあって、少し消極的になった」と説明した。
この試合で岡田監督は3人の選手を代表デビューさせた。ほかにも加地を左サイドバックで起用したり、水本を久しぶりに中沢と組ませたりと、テスト色は強かった。結果的にこれが裏目に出た形で失点したが、想定の範囲内ではあった。
岡田監督は長期間に及ぶW杯予選を見据え、「代表は35人ぐらいのグループで」と考える。岡田体制発足後の3試合をほぼ固定メンバーで戦ってきた日本にとって、今大会は選手層を厚くする絶好の機会。指揮官は「初戦としてはいい経験をした。いろんなバックアップや違うポジションを試せて、自分なりには『これくらいできる』という見当はつけられた」と収穫を強調する。
大会での勝利とチーム作りという相反する課題を持って臨んでいる岡田ジャパン。20日の中国戦、23日の韓国戦へどう取り組むか。「本番」と位置付けるW杯3次予選第2戦のバーレーン戦は、1カ月後に迫っている。(森本利優)

