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4年前の教訓生かされず、日朝戦でブーイング サッカー東アジア選手権

2008.2.17 19:55
日本サポーターらを隔離し、多くの警備員が配備された日本−北朝鮮戦の観客席=17日、重慶(共同)日本サポーターらを隔離し、多くの警備員が配備された日本−北朝鮮戦の観客席=17日、重慶(共同)

 【重慶(中国)=川越一】サッカーの東アジア選手権が17日、中国・重慶で開幕した。2004年7〜8月に行われたアジア杯で反日感情むき出しの応援が問題となった因縁の地。重慶市公安当局は念入りな暴動対策を講じていたが、日本−北朝鮮戦で早くも日本の国歌斉唱中にブーイングが起きるなど、4年前の教訓は全く生かされていなかったことが露呈した。

 重慶の五輪競技場。雨上がりの霞がかった競技場に日本国旗が入場した瞬間、観客席の一部からブーイングが起こった。君が代斉唱の際にはブーイングの音量がアップ。中には日本選手に向けて中指を立てて挑発する観客もいた。

 重慶市公安局は14日の時点で“球迷”(サッカーファン)に向けて、「文明的な観戦」を求める通達を出していた。「酩酊(めいてい)者の入場」や「物を投げたり、痰(たん)を吐く行為」を禁じたほか、日中戦を意識しているかのように、「勝敗には冷静に」「小競り合いを避け、故意に騒動の原因となるような行為をしないこと」をファンに要請。悪質な行為には刑事責任を問うとしている。

 前半6分、北朝鮮が先制すると、客席はおろか報道陣も立ち上がって拍手をする始末。その後も、日本がボールを持つたびにブーイングが起きた。中国代表は30年ぶりの韓国戦勝利を逃し、中国人ファンの間にはフラストレーションがたまっている。20日の日中戦に向けて、重慶がきな臭くなってきた。

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日本サポーターらを隔離し、多くの警備員が配備された日本−北朝鮮戦の観客席=17日、重慶(共同)
厳重な警備の中、応援する日本サポーター=中国・重慶(共同)
厳重な警備に囲まれる日本サポーター=中国・重慶(森本幸一撮影)
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