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高原は招集見送り!岡田監督の“特例”容認に他チーム不快感
日本サッカー協会は8日、東アジア選手権(17−23日、中国・重慶)の日本代表メンバー23人を発表。6日の南アフリカW杯アジア3次予選初戦・タイ戦(埼玉)など、岡田新体制の全3試合に先発してきたエースFW高原直泰(28)=浦和=は外れた。クラブの練習に専念してコンディションを上げたいなどとした本人の意向を“特例”で認めた形となり、他クラブ関係者からは不満の声もあがった。
“特例”を認める苦渋の決断となった。岡田監督はメンバー発表と同時に「選手のコンディション等を考慮して、3試合戦えるメンバーを選んだ。今後のW杯予選に向けて、貴重な実戦の機会なので、ぜひ優勝目指して頑張っていきたい」とコメント。2・6タイ戦に招集した25人のうち23人をそのまま残したのは、ベストメンバーで戦おうとの意思の表れのはず。なのに、エース高原の名前は消えた。
高原側の要望を、日本協会と岡田監督がのんだ形だ。高原は岡田ジャパン全3戦に先発出場も不発。今オフ、フランクフルトからJに復帰した影響による調整不足か「思ったプレーができていない。体の調整をしたい」という本人と、「チームと過ごしてくれるのがベスト」と、新戦力のフィットを狙う浦和・オジェック監督は、招集見送りを協会に望んでいた。
要望通り、高原は11日から浦和のグアムキャンプに参加する。だが、あるクラブの関係者は「明らかに“特例”」と憤慨。G大阪の佐野泉社長は、「高原が移籍してきたから、というのなら、他の移籍した選手も同じ扱いにすべき」とはっきり不快感を示した。確かにDF水本(千葉→G大阪)、駒野(広島→磐田)ら、代表参加のため、今オフに移籍した新チームでの練習参加がままならない選手は他にもいる。さらにG大阪は同時期に開催され、日本の代表として出場する公式戦、パンパシフィック選手権(ハワイ)への配慮を求めていたが、こちらは“却下”。水本ら5人が招集された。
高原を絶対的エースと認めた上での“特権”とはいえる。だが他クラブが納得できないのも、無理はない。

