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岡田ジャパン、次戦に向け主役は両サイド
サッカー日本代表は28日、国際親善試合のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(30日、国立)へ向け東京都内で練習を行い、両サイドからの攻撃や中盤の守備の確認など約2時間、戦術的なメニューで汗を流した。ハーフコートでのミニゲームではともに4−4−2の布陣。ボスニア戦も26日のチリ戦と同じシステムで戦うことが濃厚となった。
一方、ボスニア代表は同日午前、成田着の航空機で来日。29日は両チームとも試合会場で公式練習を行う。
日本は2月6日にW杯アジア3次予選初戦のタイ戦(埼玉)に臨む。
この日の練習の主役は両サイドバックだった。中盤の狭いエリアでボールをつなぐのはこれまで同様だが、必ず1度サイドに展開してからゴールを目指す。岡田監督が、ここまでサイド攻撃を意識した練習を行ったのは就任以来初めてだ。
引き分けに終わった26日のチリ戦で目についたのは、サイドバックの攻撃参加の少なさ。監督も試合後、「サイドバックが出るのが遅かった」と反省点に挙げている。サイドで数的優位を作ることを強く意識していたオシムジャパンと比べ、クロスの数も少なかった。
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の平均身長は185センチ。単純な攻撃でははね返される。さらに、タイをはじめW杯予選の相手は守備的に臨んでくることが予想される。「相手の守備が厚いと、サイドから崩すことが大切。中盤とからんだり個人で打開したり、メリハリをつけないと」と駒野も役割を自覚している。
この日の練習前、岡田監督は選手に「チリ戦はサイドから簡単に上げていたので点が取りづらかった」と話し、練習の意図を説明したという。目指すサッカーの意識付けを優先し、細かいパス回しや前線からのプレスを重点的に練習してきた指揮官だが、サイド攻撃を決して軽視していない。
チリ戦の反省と、今後の対策。岡田サッカーの「レッスン2」が始まった。(森本利優)

