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【週末ハナマルスポーツ】岡田ジャパンさあ初陣 26日、チリ戦

2008.1.26 08:45
このニュースのトピックスハンドボール
ウォームアップする高原直泰(左)=25日、国立競技場(撮影:財満朝則)ウォームアップする高原直泰(左)=25日、国立競技場(撮影:財満朝則)

 

新コンセプトどう表現 サッカー日本代表 チリ戦

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)を目指す日本代表は26日、国際親善試合のキリン・チャレンジカップでチリと対戦する。脳梗塞(こうそく)で倒れたイビチャ・オシム前監督の後を受け、昨年12月に就任した岡田武史監督の初陣だ。

 岡田監督は23日まで鹿児島県指宿市で実施された代表候補合宿で本格的な強化に着手すると同時に、25人のメンバーを選考。最初の成果が試される。

 短い準備期間の中で、新監督が指針として示した「接近、展開、連続」のコンセプトがどこまでチームに浸透し、それが技術の高い南米勢相手にどこまで通用するか。見どころが多い一戦となる。

 まず注目されるのは先発の陣容だ。岡田監督は合宿では2トップ、3トップを併用。体調さえ整えばFWは高原(浦和)が軸で、2トップなら巻(千葉)がパートナーになりそうだ。3トップなら山岸(川崎)大久保(神戸)らが候補となる。攻守の要となる守備的MFは合宿で存在感が光った鈴木(浦和)の起用が有力か。

 選手が「食い付かせて、展開する」と表現する狭いスペースでのパス回しは完成途上。サイドチェンジのタイミングも難しい。多くの選手の連係が必要で、ここでミスが続くようだと主導権を握るのは難しい。

 岡田監督は守備面では、ボールを奪われた瞬間に、人数をかけて前線から守備に入ることを徹底している。攻守にかなりの運動量が要求されるため、「(守備に)いくタイミングと待つタイミングの指示が大事」(GK川口)になる。

 チリは国際サッカー連盟(FIFA)ランキング45位(日本は34位)。若手主体だが、アルゼンチン代表を率いたビエルサ監督が指導しており、侮れない。

 <komi>W杯3次予選は2月6日から</komi>

 日本代表は30日の国際親善試合、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(国立競技場)を経て、W杯への第一歩となる2月6日のW杯アジア3次予選のタイ戦(埼玉スタジアム)に臨む。

 

男子は攻守の切り替えがカギ やり直し五輪予選のハンドボール

 やり直しとなったハンドボールの北京五輪アジア予選は東京・国立代々木競技場で29日に女子、30日に男子が韓国と対戦する。日本協会によると、過去の日韓戦は男子が12勝2分け24敗、女子は4勝1分け35敗と劣勢だが、近年は実力差が縮まっている。勝者が五輪切符を獲得し、敗者は最終予選に回る。

 1988年ソウル五輪以来の出場に向け、韓国の高さ対策と攻守の切り替えが勝負の鍵だ。昨年9月の予選は203センチのサウスポー尹京信に勝負どころで得点を許し、25−30で敗れた。今回は、故障から復帰した190センチの富田(大同特殊鋼)が厳しくマークできるのが心強い。

 酒巻監督は「前回の韓国戦で60回を切っていた攻防の回数をもっと増やしたい」と、スピードのある宮崎(大崎電気)や末松(大同特殊鋼)を中心にした速攻にも活路を求める。アテネ五輪予選やドーハ・アジア大会は引き分け。韓国は主力にベテランも多く、スタミナ勝負に持ち込めば勝機が見えてくる。

 

固い守りで僅差の勝負を 女子

 76年モントリオール五輪以来の悲願を目指す女子は、堅固な守備で韓国伝統の個人技を寸断できるかが鍵になる。88年ソウル、92年バルセロナ両五輪を連覇した韓国は、指令塔の呉成玉を中心に04年アテネ五輪でも銀メダルの実力国。日本の西窪総監督は「25点以内の攻防に持ち込みたい」と、得点の取り合いを避け、平均身長で約10センチ高い相手を変幻自在の守備戦術で止める戦略を示唆した。

 昨夏のアジア予選は30−29で金星を挙げたが、“疑惑の笛”だったという見方もある。184センチの谷口(リーザ)を攻守の軸に、エース田中(ソニーセミコンダクタ九州)や技巧派の早船(ゴヤ)の得点力に期待したい。

 

五輪切符をつかむか 初マラソンの福士に注目

 北京五輪の国内代表選考会、大阪国際女子マラソンは27日、大阪市の長居陸上競技場発着で行われる。トラックの日本のエースで初マラソンに挑む福士加代子(ワコール)に注目が集まる。

 福士は合宿先も公表せず、極秘に調整。40キロを数回走ってスタミナを養うのが日本の常識的な練習法だが、距離は抑えてリズム良く走ることで、持ち味のスピードで押し切る構えのようだ。これが終盤にどう影響するか。失速の不安も残る。

 昨年の世界選手権代表で連覇を狙う原裕美子(京セラ)は驚異的な粘りを今回も発揮するか。昨年3位の加納由理(セカンドウィンドAC)は安定感があり、上位候補。2006年ウィーン優勝の森本友(天満屋)も楽しみだ。

 外国勢はシドニー五輪2位のリディア・シモン、2時間21分30秒の記録を持つコンスタンティナ・トメスク(ともにルーマニア)らが強敵だ。

 世界選手権銅メダルの土佐礼子(三井住友海上)の北京五輪代表は決まり、11月の東京国際を制した野口みずき(シスメックス)も確実で、実質的に残り「1枠」。3月の名古屋国際を走る高橋尚子(ファイテン)らに重圧をかけるには、記録の出やすい大阪では理想は2時間21分台、最低でも2時間23分台は出しておきたい。

このニュースの写真

ウォームアップする高原直泰(左)=25日、国立競技場(撮影:財満朝則)
今や全国区となった日本代表のエース・宮崎大輔は高いジャンプから強烈なシュートを披露した=北区西が丘のナショナルトレーニングセンター
北京五輪アジア予選に向けて練習するハンドボールの女子日本代表候補=東京都北区のナショナルトレーニングセンター
昨年11月の国際千葉駅伝で走る福士加代子(ワコール)
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