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「僕を切ったチームを僕が救った」ワシントン涙の惜別弾 (2/2ページ)
ブラジルのワシントンの故郷には、トロフィーなどを飾るギャラリーがあり、併設されたカフェにはギョーザなど日本食もメニューにある。浦和を愛し、日本を愛した。
「浦和での思い出は楽しいことばかりだった」
涙の粒が大きくなる。レッズサポーターの「行かないで!」の声も、余計に大きくなった。(須田雅弘)
■ワシントン 1975年4月1日、ブラジル・ブラジリア生まれ、32歳。本名ワシントン・ステカネラ・セルケイラ。インテルナシオナルやグレミオ、フェネルバチェといった名門クラブを経て、05年に東京Vに移籍。06年から浦和に移籍し、26ゴールで得点王を獲得した。同年度のJリーグ、天皇杯、今年のACL優勝に大きく貢献。ブラジル代表通算9試合2得点。Jリーグ通算85試合64得点。1メートル89、88キロ。
◆浦和・藤口社長「ワシントンらしい気持ちの入ったゴールだった。ロッカーでは『浦和は永遠に好き。その気持ちは変わりません』と話していた。愛のこもったゴールだった」
サポーター大興奮「これが浦和の底力」
アジア初の3位に浦和サポーターも大興奮。スタジアム出入り口付近はお祭り騒ぎになった。
サポーター歴5年の吉田育美さん=会社員=は「これが浦和の底力。きっちりPKで勝つところがすごい。感動しました」と涙。生まれたときから?浦和ファンだという山口信次さん=会社員=は「浦和は強い。ワシ(ワシントン)は最高だね。でも(浦和に)残ってくれないのかな」と退団が決定しているエースFWの“心変わり”を熱望していた。サポーター歴半年という鈴木良一さん=自営業=は「3位はすごい。とにかく選手たちに『おめでとう』と言いたい。世界に浦和の名前が示されたということですね」。
アジアの、そして日本サッカーを世界にアピールした浦和。同時に熱狂的な浦和サポーターの存在も、世界に知れ渡った。

