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頑固オジェック監督胸張った 就任1年目で快挙 (1/2ページ)
クラブW杯3位決定戦(16日、横浜国際総合競技場)アジア王者の浦和がアフリカ王者のエトワール・サヘル(チュニジア)と2−2で前後半90分を終えた後のPK戦を4−2で制し、アジア勢過去最高の3位。世界への大きな一歩を記した。
冷たい北風が吹き、気温10度を下回った横浜。だが、オジェック監督の信念は風が吹いてもやりが飛んでも曲がらない。わが道を進み、世界3位の座をつかみ取った。
「いい成績をあげられて、本当にうれしい」
今季公式戦56試合目。ハード日程にも先発を入れ替えず、試合中の交代も少ない独自のスタンスを07年最後の一戦も貫いた。選手交代は1人もなし。前半30分過ぎに右サイドのMF細貝をボランチへ、トップ下のMF山田を右サイドへ、ボランチのMF長谷部をトップ下へ回す指示をしてからチームは2得点した。
昨年はこの大会を国際サッカー連盟(FIFA)技術委員のトップとして視察した。浦和監督に就任した今季は、大黒柱のFWワシントンと意見が対立。結果的に来季はオジェック監督が残り、ワシントンが退団することになった。
選手起用法など周囲は不安視する声もあったが意思は曲げない。J連覇は逃したものの大目標のアジア王者、そしてこの銅メダルへと導いた。
「どこへ行くか分からないと、行きたくない場所に着く。しかし私はどこへ行きたいか知っている」。頑固な指揮官は胸を張った。
GK都築ファインセーブ
PK勝ちに貢献したGK都築だが、表情は晴れなかった。「2−1で終わっていたら納得できたけど、2−2にされて悔いが残る」。自らの判断ミスで喫した後半30分の失点を反省した。それでもPK戦では相手の4人目をブロックして世界3位を手繰り寄せた。10月24日のACL準決勝・城南一和戦(ホーム)でもPK勝ちに貢献した守護神は「うちは全員が決めてくれると思っていた。ほっとした」と話した。

