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サッカーくじビッグな不安 売り上げ急増も助成金は少ない? (3/3ページ)
このニュースのトピックス:Jリーグ
■助成金どこまで
日本スポーツ振興センターは、今季終了までの売上額を約450億円と見込む。7シーズンでは2番目に高い数字で、今年度終了後には約60〜70億円の黒字が出るとみられる。
サッカーくじが担う最大の目的はスポーツ団体への助成金拠出。低空飛行だったここ数年から一転、来季は多額の助成金が生まれると思いきや、ことは単純ではない。
現在、同センターはみずほ銀行への借金、昨季からの自前運営に向けた初期投資など260億円の負債を抱えている。収益から借金返済に相当額を回さねばならない。独立行政法人への風当たりも厳しい中、「収益は全額借金返済へ」との声も一部であがっている。
だが、ここ数年、前年度の未使用金だけが助成金となっていた現実を顧みると、全額借金返済に充てれば、「売り上げが伸びても助成金が出ないのなら、サッカーくじの意味はない」と、各スポーツ団体や地方自治体から批判が上がるだろう。
「ビッグで浮かれている場合ではない。トトも伸ばしてやっと運営が安定する」と話す両角部長の言葉のとおり、売り上げは伸びても過去の負債が重く、助成金への影響が出かねない現状は手放しでは喜べない。サッカーくじはまだ再建へ一歩を踏み出したばかりだ。