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2年目を迎えた米国初の競馬学校

2008.5.2 00:44

 【ルイビル(ケンタッキー州)=USA TODAY(カトヤ・センゲル)】米国の騎手は競馬学校を出る必要がない。騎手養成施設はカリフォルニアに一つあるが、学業と訓練を併せ持つ施設は、昨年開校した北米競馬学校(ケンタッキー州レキシントン)だけだ。

 ライアン・パチェコさん(24)はこの学校の2期生。入学時に10人いた受講生は現在6人。難しい馬の扱いや厳しい訓練についていけず4人が脱落したという。

 パチェコさんは毎朝7時に馬にエサを与え、7時半には授業に出る。寒い馬小屋で、他の5人とともに蹄鉄(ていてつ)打ちの授業を受けることもある。

 修業期間は2年。授業料は1学期3300ドル(約33万円)から3600ドル。晴れて騎手になれば、年間100万ドルを稼ぐことも夢ではない。

 創設したのはケンタッキー・ダービーで2度優勝し、競馬の殿堂入りをしているクリス・マッキャロンさん。「この世界でトップになるには危険を避けては通れない。訓練中も多くの危険があり、生徒が落馬するたびに身が縮む思いだ」という。28年間の騎手生活で両足、右手、右肩甲骨、右腕、数本の肋骨、背骨、右かかとを骨折した。それでも、「時速64キロで走る競馬の醍醐味は忘れられない。その興奮を生徒たちに教えてやりたい」と意欲を燃やしている。

 第1期生は5月中に初のレースに出場する予定だ。

(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

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