MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース:スポーツ MLB野球サッカーゴルフ格闘・相撲競馬その他写真RSS feed

JRA売上高10年連続減 ギャンブル総まとめ (1/2ページ)

2007.12.23 21:27
このニュースのトピックス景気

 大一番「有馬記念」で伏兵馬マツリダゴッホが勝つ波乱で中央競馬の1年が幕を閉じたが、日本中央競馬会(JRA)の年間売上高は対前年比2・3%減の2兆7591億3807万円で、10年連続で前年を下回った。馬インフルエンザの影響もあるが、これで4年連続での3兆円の大台割れ。他のギャンブルではサッカーくじが、最高当せん金6億円のビッグ人気もあって、前年比で大きく売り上げを伸ばし、宝くじも今年度も1兆円の大台はキープする見通し。景気が回復傾向とされる中、明暗が分かれる結果となった。

               ◇

 JRAの売上高は4兆円を突破した平成9年以降、下落傾向に歯止めが掛からない。今年は36年ぶりに馬インフルエンザが発覚し、札幌など3競馬場で1開催(2日間)が中止になった。「それまで比較的堅調に推移していた売り上げがその後に不調となり、これが響いて昨年実績を下回る結果となった」とJRA側では分析する。

 馬インフルエンザは別にしても、第一生命経済研究所主任エコノミストの永浜利広氏は「(売上高が)今後も回復基調をたどるのは難しい」と予測する。

 その要因としては、サラリーマンなどの給与が4年以降、右肩下がりか横ばいの状況で、余暇などに使う可処分所得は増える要素がないと指摘。さらに、一昨年12月に成立した改正貸金業法によって消費者金融業者が融資基準を厳しくしたことで、金を借りてギャンブルに行く一部ファンの軍資金が減っている可能性を指摘する。

 またJRAが若者が競馬に取り込もうとしていることについては、携帯電話やインターネットゲームなど娯楽の選択肢が広がり、競馬に興味を抱く状況にはなりにくく、先細り傾向とみられる。

 永浜氏は「(昨年引退した)ディープインパクトのようなスターホースで話題を盛り上げても、ブームで去ってしまう。スターホースをきっかけに購買意欲を高める新商品を出すなどしないと厳しい。多様化した娯楽の中で、いかに一般大衆に目を向けられるかだ。このままでは斜陽娯楽になってしまう」と話す。

このニュースの写真

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2007 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。