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【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】有馬キネーン!
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有馬「記念」に「キネーン」が騎乗。われわれ語呂合わせ好きは、もうそれだけで買いたくなる。12月23日(日)、有馬記念のロックドゥカンブにアイルランドの名騎手マイケル・キネーンが騎乗するのである。
キネーンはヨーロッパを代表する名騎手で、これまで凱旋門賞を2度勝っているし、英国ダービーとアイルランドダービーも2度ずつ勝っている。米国に遠征してベルモントSを勝ったこともある。
すでに日本にも、ジャパンCやワールドスーパージョッキーズ・シリーズで合計14回も飛来。ピルサドスキーでジャパンCを勝っている。阪神3歳牝馬Sでデビュー間もないエアグルーヴに騎乗したとき、2着に負けたものの「この馬はワールドレベルの力を持っている」と明言したのは、さすがキネーンは馬を見る目があるといまだに語り草である。キネーンの言葉を裏付けるかのように、エアグループは平成9年のジャパンCで、キネーン騎乗のピルサドスキーにクビ差まで迫ったのだ。
はたして、キネーン騎乗のロックドゥカンブは有馬記念でどんな走りを見せるだろう。
デビューから土つかずで4連勝し、菊花賞(3着)で初めて土がついたが、負けたといってもわずか0秒2差、上がり35秒4はメンバー中最速だった。力は十分ある。問題は、菊花賞から2カ月余りレース間隔があいていることだろう。
2カ月以上の休み明けで有馬記念に出走してきた馬は、昭和59年以降、【34218】という成績を残している。連対した馬が計7頭いるのである。ただしこの7頭は、いずれもGIで連対した実績を持っていた。ロックドゥカンブにはその実績がない。名手はその不足分を埋めることができるだろうか。(競馬コラムニスト)
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