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【男子新体操の挑戦】(中)アスリートの「雰囲気」 青森山田高校、祝陽平主将 (1/5ページ)
人は怒られたときに示す反応は、だいたいふたつに分かれるように思える。
ひとつは、そのこと自体に戸惑い、畏怖する気持ち。もうひとつは、そんな自分に腹を立て、情けなく、悔しいと思う気持ち。
高校入学直後の部活動。特に青森山田のようなスポーツ学校では、1年生はそのレベルの高さに当惑する。精一杯のパフォーマンスを出しても激しく叱責され、求められるレベルには遠く及ばない現実と直面する。
どうすれば良いかわからないというような、どこか途方にくれた表情。入学シーズンの4月、体育館の中ではしばしばそうした1年生の姿を見かける。
2年前の春。こうした風景に少し違和感があった。いつものように1年生が集合をかけられ、「まだ足りない」「何しに来ているんだ」と厳しい言葉を浴びせられる中、監督に射抜くような強い視線を向ける選手がいたのだ。
監督の語気が強まれば、こみ上げる何かを押し殺すように、グッと握りこぶしに力をこめ、決して視線を逸らさなかった。まだ、入部して数週間。1年生の中でただひとり、悔しがった選手がいた。
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あれから2年。その選手、祝(いわい)陽平は主将になっていた。












