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【男子新体操の挑戦】(上)必然性に彩られた「仕掛け人」 青森山田高校、荒川栄監督 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:地域の話題
荘厳な音楽にあわせて6人の男子高校生が踊り、跳ね、そして文字通り、宙を舞う。
青森市青葉3丁目にある青森山田高校体育館。目にしているのは新体操部の演技だ。振動が伝わるほどの距離で目にする息のそろったアクロバチックな演技に、息を呑んだ。
新体操といえば女性のスポーツと思われがちだが、最近ではバラエティ番組やドキュメンタリーなどで取り上げられる機会も多くなり、メディアでの露出は増えている。鍛え抜かれた体操選手が一団となって繰り広げる一糸乱れぬ動きと、息つく間もなく繰り出されるタンブリング(競技床上での跳躍や回転)は、圧巻の一言に尽きる。
が、その競技の魅力とは裏腹に、男子新体操は厳しい現実に直面している。
男子新体操は2008年の大分国体を最後に「休止」となった。これは出場できる全国レベルの大会がひとつ減ったということ以上に、深刻な意味を持つ。
国体の開催地では例年、強化策として大学卒業選手を招いて指導者として地域に根づかせてきた。その国体から競技がなくなれば、普及と雇用の機会が一度に失われることになるのだ。経済的には強化費用が下りなくなるという痛手もある。
スポーツの普及のためには、どんなアプローチがあるだろうか。「ジュニアの育成」「指導者の派遣」「タレント性のある選手の発掘」…。
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