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【東京マラソン連載】(中)土佐礼子 北京へ、渋井との出会い (1/2ページ)

2009.3.11 13:57
このニュースのトピックス陸上
引退レースとなる3月の東京マラソンに向け地元の松山大学で順調に調整中の土佐礼子(左)。右は夫の村井啓一さん=1月31日午前、愛媛県松山市の松山大学(桐山弘太撮影)引退レースとなる3月の東京マラソンに向け地元の松山大学で順調に調整中の土佐礼子(左)。右は夫の村井啓一さん=1月31日午前、愛媛県松山市の松山大学(桐山弘太撮影)

 1月28日。松山市の海岸沿いにある土佐礼子(32)=三井住友海上=の自宅は、一気ににぎやかになった。チームメートで、25日の大阪国際女子マラソンを制したばかりの渋井陽子(29)が遊びにきたのだ。

 休暇中にもかかわらず、自ら望んで練習に付き合ってくれた。「申し訳ないですよね。休みにきてるのに一緒に走ってもらって」。感謝されたというのに、渋井はなぜか口をとがらせている。「寂しいもんですよ。うちらが悲しんでるのに、さっさと帰るんだから」

 土佐は昨年末、東京・町田の寮を後にし、故郷へ引っ越した。同僚となって10年。世界を目指し、切磋琢磨(せっさたくま)した「土佐先輩」はもう、そばにいない。レース3日後に松山を訪れたのは、名残惜しさが一番の理由だったのかもしれない。

 出会いは13年前にさかのぼる。松山大2年だった土佐は、松山商高の後輩とともに北海道・網走に赴いた。後に所属する三井住友海上(当時三井海上)主催の夏合宿。多くの選手が参加していたが、翌春の入社が決まっているという高校生がひと際目を引いた。練習が終わるとすぐに仲間たちとお祭り騒ぎ。

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引退レースとなる3月の東京マラソンに向け地元の松山大学で順調に調整中の土佐礼子(左)。右は夫の村井啓一さん=1月31日午前、愛媛県松山市の松山大学(桐山弘太撮影)

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