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【東京マラソンに挑む】(2)飛躍期すサラブレッド 中尾勇生に聞く (2/4ページ)

2009.3.8 08:00
昨年の国際千葉駅伝で1区を走った中尾(左)(浅野直哉撮影)昨年の国際千葉駅伝で1区を走った中尾(左)(浅野直哉撮影)

 −−東京マラソンでの目標は?

 「日本人トップで世界選手権代表になりたい。マラソン3回目だが、まだレースの流れに乗れていないので、流れに乗った上で日本人トップを目指したい。どんなに強い選手がいようが、自分自身にまず勝たないといけない、と思ってます。(高岡や尾方ら)あこがれの選手と走れることはうれしいが、周りを気にせずに自分の走りをしたい。100%の力を出せれば、結果はついてくると思っています」

 −−高岡寿成(カネボウ)には思い出もある?

 「大学1年のときに、カネボウの合宿(山口・湯田温泉)に参加させてもらい、1週間ほど、高岡選手と同部屋だったんです。あこがれの選手で、練習では必死で食らいつきました。高岡さんから「強くなりたいか?」と声をかけてもらって、「どんなに強い選手でも苦しまないと強くなれないよ」と。いまでも大切にしています」

 −−父親はマラソンで、日本人で初めて2時間20分を破った中尾隆行(中京大教授)さんですね

 「父はほとんど自分のことを話さない人だったので、父の実績をしっかりと認識して、すごさを感じたのは(高校で)陸上を初めてからです。だから小学校のときはJリーグ開幕ブームもあって、サッカーをやってました。FWで、中学ではMF。中学3年間は豊田市の選抜チームのメンバーにも入ってました。高校で陸上に転向するかは、悩みました。父と同じ道は嫌だなという思いもあったし、サッカーの方が好き。でもサッカーで誘ってくれる高校はなかったけど、陸上では勧誘があったので…。千五百メートルとか速かったので、陸上部の試合にかり出されたりしてたんです。で、陸上を選択したんですが、いい成績を出しても父とつなげられる。重荷でもあったし、僕は僕で見てほしいと思ってました」

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昨年の国際千葉駅伝で1区を走った中尾(左)(浅野直哉撮影)
昨年の国際千葉駅伝第一中継所で、2区の小林祐梨子(右)にタスキをつなぐ中尾

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