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【大阪国際女子マラソン】陸上にも新たな風、不況が生んだクラブチーム (1/2ページ)
このニュースのトピックス:景気
2009大阪国際女子マラソン(産経新聞社など主催)は25日、号砲を迎える。多彩なメンバーが集まった国内招待選手の中に、陸上界では珍しいクラブチーム所属の選手が名を連ねている。セカンドウィンドACの尾崎朱美(31)と吉田香織(27)。世界同時不況の影響で企業スポーツの休廃部が相次ぐ中、同クラブは景気や業績に左右されないチーム運営を目指している。(細井伸彦)
セカンドウィンドACは07年4月、直前まで実業団女子の強豪、資生堂を率いていた川越学監督(46)が立ち上げた。尾崎、吉田ら資生堂の選手4人が時期を同じくして退社し、設立メンバーに加わった。
きっかけは十数年前にさかのぼる。「合宿先で仲良くなったライバルたちが、次々にいなくなったんです」。企業の業績悪化による休廃部により、走る場を失っていく仲間たち。「何かできないか」。至った結論は、さまざまなレベルの選手が集い、個々の目標を目指すクラブチームだった。
尾崎も吉田も、クラブがなければ競技を続けていない選手だ。07年春に結婚した尾崎は、前年11月の東京国際を最後に引退するはずだった。だが、そのレースで、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんを抜いた。「もうちょっと、続けてみたいな」。川越監督から誘われたのは、そんな時期だった。「そういう環境でなら、結婚後もやっていけるのかなって」
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