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【人】「教養磨き、心鍛え…」お家芸復活めざす 日本卓球協会の新強化本部長 星野一朗(ほしの・いちろう)さん(53) (1/2ページ)
このニュースのトピックス:卓球
「日本を強くするための旗振りに徹したい」。昨年の北京五輪で卓球団体で日本女子は4位、男子は5位に終わり、ロンドン五輪を見据えての新体制で、男女代表監督とともに戦うことになった。
ネクラのスポーツを日なたに導いたのは福原愛=ANA=の存在が大きい。愛ちゃんが表舞台に登場する平成13年ごろから国内の競技人口は年に1万人規模で増え、現在は約29万人。「福原の功績は大きいが、彼女に頼り切っていてはロンドンでメダルを取れない」と言い切る。旗振りの方向として、選手が「風格を身につける」ことを掲げる。世界最強の中国選手はその場にいるだけで独特のムードを持っており、「技術以前に教養を磨き、心を鍛え、相手を威圧するオーラを出してほしい」と注文をつける。
もうひとつは体力の強化。世界大会では1ポイントを挙げるのに10往復、20往復もの激しいラリーがしばしば。直径4センチ、2・7グラムのボールを打ち合うのに、格闘技さながらの筋力が求められている。
卓球協会では長年、中・高の監督などへの指導で貢献し、繊細な部分をあわせ持つ選手へのメンタルケアで実績を挙げてきた。今回は協会専務理事に昇格した前原正浩氏から「一緒に戦ってほしい」と要請され、理事会で決まると、勤務先の立教大学の大橋英五総長からは「行ってこい」とのお墨付きをもらった。
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