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【人】箱根駅伝総合優勝の東洋大監督代行、佐藤尚さん (1/2ページ)
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67度目の出場となった東洋大を、初めて王座に導いた。「無名の選手ばかりで箱根で勝てるなんて、他のチームや高校生たちにも励みになったのでは」。2日間で往復217・9キロを力走した10人の選手たちを、まぶしそうに見つめた。
シドニー五輪マラソン代表の川嶋伸次氏が平成14年に監督就任してから2年後、コーチとして手伝うことになった。技術は川嶋氏が担当し、自身はスカウトコーチとして「面白いのがいれば全国どこにでも行った」。2日の往路5区山上りを区間新記録で快走し、優勝の立役者となった1年生の柏原竜二選手もその一人だ。目をつけた高校2年当時は高校総体や国体とは無縁の選手だったが、「精神力の強さにひかれ、うちで強くできればと思った」という。熱心な勧誘を受けた柏原選手は「自分みたいな無名でも声をかけてもらい、うれしかった。一緒に東洋大を強くしたいと思った」。恩を初優勝の原動力にした。
スカウトした現部員54人の大半が、高校時代は無名の選手だった。「他校が声をかけないような選手たちでしたが、一生懸命やってる子に芽が出ないはずはないですから」とほほ笑んだ。そんな自身の座右の銘は「為せば成る」だ。
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