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“ベッカムカプセル”法廷へ 「ドーピング見解で損害」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
治療や疲労回復に効果があり「ベッカムカプセル」としてスポーツ選手らに愛用された「高気圧カプセル」を、「ドーピングに当たる可能性がある」として北京五輪直前に使用自粛を呼び掛けた日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に対し、米国のメーカーが売り上げの損失分にあたる約10億円の損害賠償を求める民事訴訟を起こす方針を固めた。JADAの上部機関にあたる世界反ドーピング機関(WADA)は「ドーピングには当たらない」との見解を示しており、訴訟の行方が注目される。
提訴するのは米カリフォルニア州に本社を置く「オキシーヘルス」。高気圧カプセル「オアシスO2」を世界で販売。日本では平成13年から販売されている。14年のサッカー日韓W杯を控え左足のけがの治療を急ぐイングランド代表、デービッド・ベッカム選手が使って注目され、「ベッカムカプセル」とも呼ばれた。
その後、バレーや柔道、レスリングなど幅広い競技の選手が使用し、2年前の夏には早実時代の斎藤佑樹投手(早大)が使って話題を呼んだ。今年5月に75歳で2度目のエベレスト登頂を果たしたプロスキーヤーの三浦雄一郎さんも体調を整える上で愛用している。
ところが今年6月24日、JADAが自粛の見解を打ち出したことで、日本オリンピック委員会(JOC)が北京五輪にカプセルを持ち込まないことを決めたほか、日本高野連も「使用は控えるべき」との見解を示した。自粛ムードが一気に広がり、売り上げにも深刻な影響が出ているという。
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