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トヨタ車体「暗い景気に明るさを」 バレー全日本選手権初V
このニュースのトピックス:景気
トヨタ車体が試合開始早々に勝負を決めた。第1セットの立ち上がり、サーブレシーブの不安定なパイオニアを都築が強烈なジャンプサーブで攻めると、元ブラジル代表コロンボの強打も炸裂(さくれつ)。0−1から11連続得点で一気に試合の流れを引き寄せ、第1セットを先取すると、最後まで流れを渡さなかった。「チームが一つになれた結果」と都築は満足げだ。
際だった選手のいないチームを支えるのは、かつて全日本女子を率いた葛和監督が「日本一」と自負する練習量だ。朝7時から午後5時までボールを使った練習を行い、その後さらに体力トレーニングが続く。
今季のV・プレミアリーグでは9位と低迷中。競り合いに弱いのが課題だった。この大会に向け、「最後の1点がとれるハートを鍛えてきた」と指揮官。
決勝で競り合う場面は少なかったが、都築が38度の熱をおして活躍すれば、他のメンバーも全日本のエース栗原や米国代表のハニーフが放つ強打を臆(おく)することなく拾い続け、「強い気持ち」を見せつけた。
このところ企業スポーツにとっては暗い話題が続く。22日には親会社のトヨタが初の赤字転落を発表。葛和監督は「うちにも“トヨタショック”の影響はあるだろうが、ひとつ明るい話題が提供できた」と喜んだ。(行場竹彦)
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