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企業スポーツ受難の時代… アイスホッケーだけの問題ではない
このニュースのトピックス:スケート
「連鎖反応が起こるとつらい。企業が不採算部門のスポーツを切り始めたら、ゆゆしき問題になる」。日本アイスホッケー連盟副会長でもあるJOCの遅塚研一専務理事は表情を曇らせた。
影響は計り知れない。前身の国土計画から36年間、物心両面で日本アイスホッケー界を支えてきた西武は、いわば“柱”。それだけに他チームへの連鎖も懸念される。
アイスホッケーに限らず、世界同時不況による業績悪化を理由に、企業のスポーツ離れが相次いでいる。遅塚専務理事は「企業に頼る状況から抜け出さないと、恒常的にリスクを負うことにつながる」と指摘した。
これまでも好不況の波に洗われてきただけに、自助努力は行ってきた。サッカーの女子リーグは1990年代にスポンサー企業の撤退で休廃部が相次いだ苦い経験から、市民クラブ化などで地域全体で支えられる仕組みを模索してきたという。それでもTASAKIは休部となった。アメリカンフットボールのオンワード・オークスも、2000年からクラブチームとなったが、スポンサー企業の動向に左右される実情は変わらなかった。
多くの競技団体では、今も実業団チームで人材を発掘し、育成、強化するのが主流。「日本は企業スポーツでずっとやってきた」という歴史もある。それでも自立する道筋を見つけなければならないことを突きつけられた。(金子昌世)
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