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アイスホッケー西武が廃部を正式表明
このニュースのトピックス:金融危機
アイスホッケー男子のアジア・リーグに参戦している西武が19日、今季限りでの廃部を正式に発表した。チームの親会社であるプリンスホテルの渡辺幸弘社長が東京都内で記者会見して明らかにした。金融危機を発端とする世界同時不況が理由。同社では来年4月を目標に、チームの譲渡先を探すとしている。また廃部発表を受けて日本オリンピック委員会(JOC)の遅塚研一専務理事は「企業スポーツに頼りすぎる恐ろしさが顕在化した。アイスホッケーだけの問題ではない」と語った。
チームの年間予算は約5億円。渡辺社長は「36年の歴史があり、今春以降、慎重に決断しようと考えてきたが、経済環境が悪化し、先行きも不透明な中、経費負担の高いアイスホッケー部を継続するのが、経営上難しくなった」と説明し、「苦渋の決断だった」と語った。
現在、チームには25人の選手と8人のスタッフが在籍。来季には3人の大学生を社員選手として採用予定だが、内定取り消しはしない。またクラブとして運営している女子チームは活動を継続する方針という。
西武は日本のアイスホッケー界を支えてきた名門で、アジア・リーグも2度制し、今季も来年2月に始まるプレーオフ進出を決めていた。
アジア・リーグは現在、日本、韓国、中国の7チームで運営しており、来季からは福島県郡山市と青森県八戸市を本拠とする「東北フリーブレイズ」が参入予定だが、西武の撤退は同リーグの運営にも影響を与えそうだ。
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