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【ホンダF1撤退】他メーカーも追随の恐れ 厳しい状況下の経営判断 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:モータースポーツ
5日、ホンダが今季限りのF1撤退を表明した。約700人の従業員を抱える英国現地法人「ホンダ・レーシングF1」は今後3カ月をめどに売却の方針で、引き取り手がなければ解散となる。だが衝撃の大きさは、1メーカーが去るというだけにとどまらない。F1を取り巻く現状を考えると、他メーカーがホンダ同様の経営判断を下す可能性は十分にある。統括する国際自動車連盟(FIA)の対応は経済危機が進行する速さには到底及ばず、F1冬の時代は誰も予想し得なかった早さで到来しそうだ。
「9月までの経済状況なら、この判断はなかった」。ホンダの福井威夫社長は悔しそうに話す。
近年、F1の参戦経費は高騰を続け、今季の年間チーム予算は最多のトヨタで約450億円、ホンダが約370億円とされる。トヨタの10分の1ほどだったスーパーアグリは資金繰りが付かず、5月に撤退した。
さらにリーマン・ブラザーズの破綻(はたん)以降、チームのメーンスポンサーになっている金融機関が公的資金投入を受けるなど、F1界は経済危機の荒波をもろに被り、状況は深刻さを増していた。
「このままでは、もう2、3チームを失うかもしれない」と恐れたマックス・モズレーFIA会長は、共通の基本設計による「標準エンジン」の導入案など大幅なコスト削減案を打ち出した。
一方、来季からは運動エネルギー回生システム(KERS)を解禁。F1を、ハイブリッドに共通する技術を開発する場とすることで、大メーカーにとって魅力ある場としようともしていた。
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