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箱根初切符の上武大 早大黄金期支えた花田監督、就任5年目の歓喜
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東海大、順大など常連校が苦戦する中、創部5年目の上武大(群馬)が3位で初の箱根切符をつかんだ。
気温24度の中、集団走で全体のタイムを押し上げ、出場45校で唯一、10人全員が2けた順位でゴールする安定感だった。「みんな痛いところはないな。オレは横で走りすぎて痛いけど」。冗談交じりに声をかけた花田勝彦監督は、選手からの胴上げに「まだ夢のよう」と目頭を熱くした。
早大で4年間箱根を走り、3年時に4区区間賞で総合優勝に貢献した花田監督。卒業後はトラック種目でアトランタ、シドニー両五輪に出場、2004年に引退した。
「箱根への道をつくってほしい」と上武大陸上部マネジャーから依頼があったのは、その直後。無名校を率いる不安は大きかったが、食事の取り方も分からない選手たちが逆に新鮮に映った。
「指導しがいがある」と、新設される駅伝部の監督就任を受諾。「一緒に世界を目指そう」を口説き文句に全国を勧誘して歩き、発足時の部員14人から80人の大所帯に育て上げた。
菊地和正(日本ハム)、石川俊介(阪神)と2人のプロ選手を送り出した野球部には後れをとったが、ようやくたどり着いた大舞台。「出るだけではなくシード権獲得を」と花田監督は意気込む。群馬県伊勢崎市に本拠を置く小規模校の新たな歴史が、新春に幕を開ける。(青山綾里)
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