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米、悲劇乗り越え頂点 ブラジル独占止める バレー男子
このニュースのトピックス:ワールドスポーツ
21世紀に入って以降、五輪や世界選手権、W杯の3大大会のタイトルを独占してきたブラジルを止めたのはバレーボールを生んだ米国だった。主砲のプリディは「偉大な相手だったが、勝てると信じて戦った。最高の気分」と声を上ずらせた。
ミス連発で第1セットを失った米国が目を覚ましたのは第2セットだった。身長205センチのエース、スタンリーの猛烈なサーブなどで6−0。レシーブを崩された相手の苦し紛れの強打をブロックで仕留める勝ちパターンに持ち込み、実に17のブロック得点を奪った。先発6人の平均身長が2メートルを超す大型チームがパワーとスピードで、ブラジルの技巧を圧倒した。
ソ連(現ロシア)と並ぶ最多3度目の五輪タイトルは悲劇を乗り越えてつかんだものだった。開会式翌日の9日、北京を訪れていたマッカーチョン監督の義父が刺殺され、義母も重傷を負った。
同監督は10日のベネズエラとの初戦は病院で義母に付き添ったが、イタリアとの第2戦から現場に復帰。チームは団結を強め、全勝で頂点に立った。1988年ソウル五輪以来20年ぶりの金メダル。選手時代に日本の実業団チームに在籍経験がある指揮官は「優勝を喜ぶ気持ちと、起きた事件は取り返しがつかないという感情が込み上げた。選手やスタッフの協力に感謝したい」と複雑な感情を口にした。(共同)
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