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【チェックEYE】川越学氏 スピード不足露呈

2008.8.24 16:26
最後のランナーとしてゴールし、スタンドに頭を下げる佐藤敦之=24日、国家体育場(浜坂達朗撮影)最後のランナーとしてゴールし、スタンドに頭を下げる佐藤敦之=24日、国家体育場(浜坂達朗撮影)

 暑い中でのレースになれば、日本の選手にもチャンスはあると思っていたが、女子同様に意外と涼しく、得意の「耐久型」にならなかった。

 その中で尾方はそれなりに実力は発揮したのではないか。後半に追い上げ、本来の持ち味である粘りを見せた。一方、ハーフマラソン日本記録保持者の佐藤は最初からついていくスピードもあったはず。それができなかったのは、体調不良があったのだろう。

 世界と戦う上では、やはりスピード不足は否めない。上位選手のほとんどがハーフマラソンで60分を切る力を持っているのに、日本の男子は昔から練習での走行距離にこだわる部分がある。世界の高速化に合わせていかないといけない。

 優勝したワンジルの走りは見事だった。最初から先頭を引っ張り、駆け引きでも主導権を握っていた。速いというより強いという印象だ。日本の実業団でのしっかりしたサポート環境があってのものだと思う。海外の賞金レースに出ていた他のケニア勢は、調整が難しかったのかもしれない。

 今大会は男女とも故障者が相次いだ。選手はけがと紙一重の練習を積んでおり、うまい管理体制を構築しなければならない。また厳しい代表選考を行ってきたのだから、故障者が出た場合にはすぐに補欠の選手が使える態勢を整えるのも重要だ。(セカンドウインドAC監督)

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最後のランナーとしてゴールし、スタンドに頭を下げる佐藤敦之=24日、国家体育場(浜坂達朗撮影)
41キロ付近、国家体育場前を通過する尾方剛(左)=24日(共同)
男子マラソン ゴールした佐藤敦之 =24日、国家体育場(共同)
13位でゴールし、硬い表情の尾方剛 =24日、国家体育場(共同)
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