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シンクロで気を失った小林「がんばり屋だから…」心配する家族、同僚
「がんばり屋のあの子のことだから、最後は気力だけで泳ぎ切ったのでしょう」。演技の最後に気を失った小林寛美の母校、大阪市立大(同市住吉区)で観戦した祖母の由枝さん(81)は、孫娘の奮闘に声を震わせた。
大型スクリーンが設置された会場では、学生ら約130人が応援。小林が序盤のリフトでジャンプを成功させると、大きな歓声が上がった。
気を失った小林の姿が映し出された瞬間、祈るように手を組んだ由枝さん。その後、意識が回復したことを伝えるアナウンスが流れると、「後は元気に帰ってきてほしい」と安(あん)堵(ど)の表情を浮かべた。
小林は小学3年でシンクロを始めた。「普通に泳げるようになれば」と考えた両親が、浜寺水練学校(堺市)に入れたのがきっかけだった。
文武両道で平成15年には、一般入試で大阪市大に入学。学生課の担当者によると、トップクラスの成績だったという。大学3年で日本代表に選ばれたが、私立大とは異なり単位などの優遇措置がないため、授業はほとんど休まなかったという。
現在の職場の同僚の西山佳陽子さん(24)は「仕事とも両立しながらずっと練習を続けてきたので残念。体調が心配だが、これで終わりにしてほしくないい」と話した。
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