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「ファミコン」に釣られてフェンシングの道へ…世界に底力みせた太田 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ワールドスポーツ
フェンシング男子フルーレ個人決勝。太田雄貴は第3セットで追い上げをみせるも、惜しくも金メダルを逃したが、試合後は充実した表情で対戦相手のベンヤミン・クライブリンク(ドイツ)と健闘をたたえ合った。
世界でもトップクラスの剣のスピードを誇り、国内フェンシング界で「史上最高の素材」との呼び声高い逸材だ。
京都・平安高時代は前人未到の高校総体3連覇。2年では、全日本選手権を史上最年少17歳で制覇した。
アテネ五輪では日本人過去最高の9位に入り、その後も順調に成長。2006年ドーハ・アジア大会では、男子フルーレ個人準決勝で、前年の世界選手権2位の張亮亮(中国)を破る大金星を挙げ、その勢いで優勝。1978年バンコク大会以来、28年ぶりとなる金メダルを獲得した。
昨年もワールドカップ個人戦で2度の銀メダル。世界との距離を、確実に縮めてきた。
日本フェンシング協会も、逸材を強力に後押しした。
昨年2月、五輪メダル有力選手を東京に集め、最新鋭の設備が整う国立スポーツ科学センター(JISS・東京都北区)で、500日に及ぶ合宿を積んできた。マイナー競技ゆえ、仕事との両立が“足かせ”となってきた選手もいた中で、大金をつぎ込んで、メダルへの可能性を追求した。
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