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苦手の跳馬を克服「ノーミス、演技に集中」 体操女子団体
このニュースのトピックス:ワールドスポーツ
電光掲示板に映し出された順位が信じられなかった。5位。一瞬の間をおいて涙があふれてきた。24年ぶりの団体決勝の舞台で日本女子が花を咲かせた。上村は「頼りないキャプテンだったけど、みんなが付いてきてくれた。最高のチームです」とぬれた瞳を輝かせれば、15歳のエース鶴見は「すごい、ビックリ。いっぱい練習したからです」と声を弾ませた。
予選と同じく、円陣を組んで会場に入った。最下位12番目で五輪切符を獲得し、予選も最下位の8位通過。大島が「もう下はない。1つでも順位が上がればもうけもの」とチームの気持ちを代弁した通り、最初の床で、トップバッターを担った17歳の新竹がミスなくこなすと、波に乗った。
4種目3人ずつが演技してミスはなし。脚力強化を図り、午前、午後と4種目を通す練習を繰り返して習熟を図った結果だった。特に苦手の跳馬はひねりを半分増やす技、「ユルチェンコ1回半ひねり」に取り組み、10日の予選では昨年の世界選手権の合計よりも5点も得点を伸ばす原動力にした。成果は目に見える形で現れていた。
塚原千恵子監督は「ノーミスなんて記憶にない。みんな会場の雰囲気に飲まれず、演技に集中していた。頑張った成果を出してくれました」と満面に笑みをたたえた。銀メダルを獲得した男子に続く大健闘。長く団体での五輪出場さえ遠ざかっていた女子に希望の灯がともった。(金子昌世)
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