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苦手の跳馬を克服「ノーミス、演技に集中」 体操女子団体

2008.8.13 17:26
このニュースのトピックスワールドスポーツ
団体総合決勝で5位に入り、スタンドに手を振る(左から)鶴見、上村、大島、黒田ら日本女子チーム=国家体育館(共同)団体総合決勝で5位に入り、スタンドに手を振る(左から)鶴見、上村、大島、黒田ら日本女子チーム=国家体育館(共同)

 電光掲示板に映し出された順位が信じられなかった。5位。一瞬の間をおいて涙があふれてきた。24年ぶりの団体決勝の舞台で日本女子が花を咲かせた。上村は「頼りないキャプテンだったけど、みんなが付いてきてくれた。最高のチームです」とぬれた瞳を輝かせれば、15歳のエース鶴見は「すごい、ビックリ。いっぱい練習したからです」と声を弾ませた。

 予選と同じく、円陣を組んで会場に入った。最下位12番目で五輪切符を獲得し、予選も最下位の8位通過。大島が「もう下はない。1つでも順位が上がればもうけもの」とチームの気持ちを代弁した通り、最初の床で、トップバッターを担った17歳の新竹がミスなくこなすと、波に乗った。

 4種目3人ずつが演技してミスはなし。脚力強化を図り、午前、午後と4種目を通す練習を繰り返して習熟を図った結果だった。特に苦手の跳馬はひねりを半分増やす技、「ユルチェンコ1回半ひねり」に取り組み、10日の予選では昨年の世界選手権の合計よりも5点も得点を伸ばす原動力にした。成果は目に見える形で現れていた。

 塚原千恵子監督は「ノーミスなんて記憶にない。みんな会場の雰囲気に飲まれず、演技に集中していた。頑張った成果を出してくれました」と満面に笑みをたたえた。銀メダルを獲得した男子に続く大健闘。長く団体での五輪出場さえ遠ざかっていた女子に希望の灯がともった。(金子昌世)

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団体総合決勝で5位に入り、スタンドに手を振る(左から)鶴見、上村、大島、黒田ら日本女子チーム=国家体育館(共同)
団体総合決勝で5位に入り、涙ぐみながら抱き合う日本チーム=国家体育館(AP)
 団体総合決勝で5位に入り、涙ぐみながらチームメートを抱きしめる鶴見(中央)=国家体育館(共同)
 団体総合決勝で5位となり、涙ぐむ(奥左から)新竹、黒田、上村、美濃部ら日本女子チーム=国家体育館(共同)
 団体総合決勝で5位に入り、大喜びの(左から)鶴見、新竹、1人おいて上村、美濃部ら日本女子チーム=国家体育館(共同)
 団体総合決勝で5位となり、大喜びの鶴見(左端)ら日本女子チーム=国家体育館(共同)
団体総合決勝・新竹優子の床運動=国家体育館(奈須稔撮影)
団体総合決勝・鶴見虹子の床運動=国家体育館(奈須稔撮影)
団体総合決勝・大島杏子の床運動(ロイター)
 団体総合決勝 鶴見虹子の床運動=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 上村美揮の跳馬=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 黒田真由の段違い平行棒=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 黒田真由の段違い平行棒=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 跳馬の着地で笑顔を見せる新竹優子=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 跳馬の着地を決め、笑顔の大島杏子=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 大島杏子の跳馬=国家体育館(共同)
 団体総合決勝 新竹優子の跳馬=国家体育館(共同)
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