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酸素カプセル…「ドーピング違反じゃない」 メーカー側反論

2008.7.12 00:16
このニュースのトピックスワールドスポーツ

 疲労回復やけがの治癒に効果があるとされる「高圧酸素カプセル」について日本アンチ・ドーピング機構(JADA)がドーピング違反の恐れを指摘した問題で、販売メーカーなどが加盟する日本国際健康気圧協会は11日、広く使われている健康増進用のカプセルはドーピング違反に当たらないと反論した。JADAと北京五輪への持ち込み禁止の方針を決めた日本オリンピック委員会(JOC)に対し、来週にも説明を行うとしている。

 同協会によると、このカプセルには医療用と健康増進用の2種類があって、医療用は確かに2〜3気圧の100%純酸素を用い、扱うには医師の免許と高気圧技師の免許が必要だと説明。ただし、健康用は酸素ではなく、1・1〜1・3気圧の加圧空気を用い、「誰でも扱える健康器具である」とした。その上で、健康用には熟睡を促すなどのリラックス効果はあるが、筋力増強やけがの回復などが図れるといった医学的効果は立証できていないとしている。

 同カプセルは、02年のサッカー日韓W杯前にはイングランド代表MFデービッド・ベッカムが骨折の治療で使用、06年の全国高校野球選手権で優勝した早稲田実の斎藤佑樹投手(現・早大)も疲労回復のために使用したとされるが、これらも健康用の「加圧空気カプセル」だという。高校野球では先月のJADAの見解を受け、日本高野連が使用自粛の通達を出していた。

 この反論に対して、JADAの担当者は「(ドーピング違反の)人為的な酸素摂取だと指摘されれば、違反でないことを実証する必要があり、実証することが難しい以上、使用を控えるべきだ」との見解を堅持した。

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