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日本、トルコに競り勝つ バレー女子WGP
このニュースのトピックス:球技
バレーボール女子のワールドグランプリ神戸大会第2日は21日、神戸総合運動公園体育館で1次リーグの2試合を行い、日本は3−2でトルコに競り勝ち、2連勝とした。トルコは1勝1敗。日本は第2、第4セットを奪ってフルセットに持ち込み、第5セットは多治見(パイオニア)の得点などで15−12で取った。
第1試合は米国が3−0でカザフスタンを下して1勝1敗とした。カザフスタンは2連敗。
■テスト試合で乱戦をモノに
一度崩れると粘りの利かない守備、レシーブが乱れると一本調子に傾く攻撃。フルセットの乱戦に日本の粗(あら)が浮き出たが、柳本監督には“テストマッチ”と割り切った節がある。「大事なのは、いい形を作るために、苦しい場面をどう処理するか」。選手にはこう言い含めていた。
守備の急所は後衛に回ったときの木村。的確に襲うトルコのサーブに、レシーブは左右に流れ、竹下のトスはやむなく両翼に偏った。栗原、高橋が跳んだ先には相手の高い壁。竹下は「コンビネーションを使える形が少なかった」と苦り切る。
とはいえ、機を見ては多治見の速攻、杉山の一人時間差を引き出し、流れを変えた。苦しい体勢からの器用な配球は絶品。トータルで見れば相手を振り回している。
受け太刀ばかりでなく、果敢な攻めも。一例は前衛2人が速攻含みで跳び、間を縫って栗原がバックアタック。この日は不発に終わったが、呼吸さえ合えば隠し球には十分なり得る。
約2時間のドタバタに、柳本監督は「北京へのヒントを探りながら戦うと、こういう結果になるのかな」。試行錯誤が許されるのは今のうち。膿(うみ)を出すのも今のうちに…。(森田景史)

