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五輪聖火、中国国内で初リレー 香港、陳慧琳(ケリー・チャン)さんらもランナーに
【香港=矢板明夫】北京五輪の聖火リレーが2日、香港で行われた。4月初めに北京を出発、約1カ月で5大陸19都市を回り、ようやく開催国に戻った聖火を一目見ようと、多くの市民らが朝早くからリレーコースの沿道に集まった。
「聖火支持」との意味が込められる赤い服に身をまとった大勢の市民が見守るなか、リレーは午前10時半(日本時間同11時半)にスタートした。
コースは約25キロで、120人のランナーがつなぐ。ランナーには男優の劉徳華(アンディ・ラウ)さん、張学友(ジャッキー・チュン)さん、日本でも化粧品のCMなどで知られる女優の陳慧琳(ケリー・チャン)さんら国際的に有名な芸能人が多く選ばれている。このほか、地元の財界の代表者や政治家も複数参加し、中国政府派遣の在香港連絡弁公室副主任の李剛氏も走者となっている。
香港五輪委員会が発表したランナー名簿について、民主派団体は「中国政府に近い人物ばかりが選ばれている。香港の多元性は反映されていない」と批判している。複数の民主派グループやチベット支持団体などは、聖火リレーにあわせて、中国政府のチベット弾圧に抗議し、民主化と人権の尊重を求めるデモ活動などを実施する。また、中国政府に批判的な米国の女優ミア・ファローさんも香港入りし、スーダンのダルフール問題について、講演を行う予定だ。
香港当局は聖火への妨害や混乱を警戒し、この日、約3000人の警察官を動員し、厳重な警備体制を敷いている。




