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【風間正人のSports@Biz】75歳の夢舞台 水を差した聖火リレー (1/4ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
身体が重い。階段を上っていて、そう思うことが増えた。体重は学生時代と大差ないから、重いのは体重ではなく足腰である。足下が危ういといったものではないが、かつて山歩きを愛した者としては、かなり情けない姿だ。
それにつけても、偉大なのは、75歳にして世界最高峰のチョモランマ(英名エベレスト、8848メートル)を目指すプロスキーヤー、三浦雄一郎さんである。4月24日には、ベースキャンプに入ったとの連絡があった。5年前にギネスブックに記載された「チョモランマ最高齢登頂記録」を塗りかえるべく、これから少しずつ高度を上げていく。
「超人」と呼ばれる御仁とわが身を引き比べても仕方がないのだが、それでも三浦さんが気になる。理由は2つ。三浦さんが、脳動脈瘤(りゅう)や不整脈などの手術を毎年繰り返し、今や満身創痍(そうい)となっている私の母と同年齢だから。もうひとつは三浦さんご本人も、つい10年前まで糖尿病や高血圧、動脈硬化といった母と同じ症状を抱えた、太ったオジサンだったからである。