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【三浦隊同行記】ヤクとアタック隊 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
【ディンボチェ(ネパール)=木村さやか】ディンボチェで泊まっていたロッジのそばでは、ネパールの高地牛ヤクが飼われていました。ヤクはエベレスト街道の荷運びに欠かせない動物であるうえ、ヤクチーズ、ヤクバター、ヤクミルク、ひいてはヤクカレーやヤクステーキにと、ネパールの人々のタンパク源としても欠くことのできない動物です。
乾季の今、えさが少ないためヤクは痩せており、人間が集めた干草を与えます。夕方、飼い主のおじさんが竹かごに入った干草を持って現れると、ヤクたちはぞろぞろと後をついていき、少しずつ置かれた干草をちゃんと順番に並んで食べ始めました。おじさんは食べているヤクを順番にひもでつないでいきます。ネパールへ入って1カ月近く、ヤクの姿はさんざん見てきましたが、これは初めて見たほほえましい光景でした。
またある日、夕焼けの景色を撮影する毛利さんと早坂カメラマンと一緒に外へ出たときのこと。
カメラを回す横で、「ニャーニャーニャー」と妙に甲高い男性の声が…。声の方向を見ると、プラスチックの箱を叩きながらおじさんが歩いていました。(…おかしい人?)と思っていたら、なんと、あちこちへえさを探しに行っていたヤクの子供が集まってくるではありませんか! おじさんはまた「ニャーニャーニャー」といいながら歩き、子ヤクたちはぞろぞろとついていきました。その姿がなんとも、愛らしかった。

