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聖火防衛隊拒否伝える 長野県警

2008.4.19 12:47
ロンドンの聖火リレーでランナーに伴走する「聖火防衛隊」。日本では「公権力は行使しない」と確約したという(ロイター)ロンドンの聖火リレーでランナーに伴走する「聖火防衛隊」。日本では「公権力は行使しない」と確約したという(ロイター)

 長野市で26日に行われる北京五輪聖火リレーで、青いジャージー姿で伴走する中国人の「聖火防衛隊」について、北京五輪組織委側から複数回、派遣の申し入れがあり、長野県警が再三、暴力的な実力行使を前提とした伴走は受けれないと通告していたことが関係者の話で分かった。

 関係者によると、北京組織委の担当者は16日から長野市を訪れており、聖火ルートの確認などを続けている。その過程でリレー走者の安全確保やトーチの維持、管理のため6人程度の防衛隊の伴走を認めるよう、長野市の実行委に要求。これに対し県警は「聖火リレーの安全確保には責任を責任をもってあたる」とし、警備への関与の部分については申し出を拒否した。

 中国側は担当者が長野市入りする前から警備活動も前提に、防衛隊の派遣・伴走を要求。日本側はこれまで、再三にわたり「警備に参加させるわけにはいかない」と拒否していた。

 警察庁によると、日本側の通告に対し中国側は「聖火の安全確保は五輪主催者の義務」「国際標準にのっとり、あくまでも(聖火に)セキュリティーをつけたい」とし、防衛隊に警備の任務を含む趣旨を伝えてきているという。

 防衛隊について政府は、実質的な警備に就くことを認めず、長野市のリレー実行委員会はトーチの火の管理と調整に限り、2人の伴走を認める方針を示している。

 警察幹部は「外国人による実力行使は主権侵害にあたり容認できない。五輪組織委メンバーであれば入国拒否できず、伴走するといわれれば拒否する権限もない。何人かは伴走することになるだろうが、警備に万全を期し防衛隊の実力行使の余地を排除する」としている。

このニュースの写真

善光寺参道から続く商店街では雨の中、聖火リレーを伝えるのぼりがはためいていた=18日午後、長野市(矢島康弘撮影)
北京五輪聖火リレー長野ルートの出発地に予定されていた善光寺の本堂前=18日午後、長野県長野市(矢島康弘撮影)
ロンドンの聖火リレーでランナーに伴走する「聖火防衛隊」。日本では「公権力は行使しない」と確約したという(ロイター)
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